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2009年 10月 12日
@4日目。今日は1日レンタカーでドライブへ。 宿泊先の青森駅を出発、一路青森県の北の果て、「大間岬」を目指します! 「大間」って言えばあれでしょー、むふふふ。 その前に、途中にある太宰治の生家「斜陽館」を観光。 別に熱心な太宰フリークってわけでもないのですが、今青森では 「太宰治生誕100周年」ということで県をあげて沸き立っていまして。 せっかくここまで来たんだから・・と思い立ち寄ってみました。 一応、太宰治終焉の地・三鷹市民ですからね!(三鷹もイベントすごいっす) 「斜陽館」はりんごで有名な津軽地方の五所川原市というところにあります。 青森市から五所川原市に入ったとたん、「ようこそ太宰治の生誕の地へ」と 誰が行っても間違いようがないぐらい道案内してくれています。力入ってます(笑) 外観は趣ある和のお屋敷なのに、中に入るとモダンな西洋家具や建築様式がそこかしこに 配されていて素敵。裕福なお宅だったそうで調度品も価値の高いものばかりとか。 もちろん何度かの修復は繰り返されているそうですが、歴史ある素晴らしい建築物です。 太宰の写真がたくさん展示してあって、三鷹のお屋敷の写真なんかもありました。 そして、建物の向かいにある、太宰グッズをそろえたショップがなかなか面白い。 シュールなものやくだらないネーミングのグッズがたくさんあって、ある意味 買って帰りたくなるものばかり。 例えば・・・ 太宰の有名なフレーズ「生まれてきてすみません」をもじった「辛くてすみません」味噌。 ええっ?!(笑)こんなんでいいんでしょうか・・・。 そうそう、ちなみに今JRでやってる「太宰治スタンプラリー」でもらえる商品も くだらなすぎて欲しいんですけど! これ、誰が考えたんだろう・・・。100周年プロジェクト、ナイスセンスです。 さて、斜陽館を思いの外ゆっくり見てしまい、ここから下北半島の大間に行くには 3時間ぐらいかかるのでちょっとタイトになってきた・・・。 当初の予定では大間まで行って、大間のマグロを食べさせてくれることで有名店 「浜寿司」でランチでも・・・と目論んでいたのだけど、どう考えても 大間に着くのは2時過ぎ。ランチタイムには間に合わない・・。ありゃりゃ。 とういうわけで、作戦変更!途中の「むつ市」にもたくさんお寿司屋さんがあるそうなので 途中下車してむつ市のお寿司屋さんでランチすることに決定。 こんな時に、昨日の「寿司一」でもらった下北半島のガイドブックが大活躍! そこにのってた、オススメのお寿司屋さん「鮨 うえ乃」さんに突撃訪問しました。 着いた時間は2時半ぐらいだったのに快く出迎えていただき、さっそく握ってもらうことに。 車だし、この後も最終的には大間まで到達したかったので、ランチ用の握りをいただく。 (我が家はあまりランチ握りセットみたいのを注文したことないので) 「上」「並み」「おまかせ」・・・。「どれが一番地元ネタがいただけますか?」と聞いたところ 「こんなのもありますけど・・」と教えていただく。 その名も「下北半島巡り」。 近くの漁場であがった地物だけを、その日の仕入れから選んで握ってくださるセット。 これこれ~!こんなん食べたかった~!! と二人で一致。 いや~。突然決めて立ち寄ったお寿司屋さんなのに大当たり!寿司一の大将ありがとう!! 大間まで行かずとも大間のとろける中トロ握りはいただけたし、おっきなシャコや コリコリ鮑など、青森のお魚の豊富さを実感することができました。いやー、うまかったっす。 ここでもセット以外に1貫サービスしてくれたり、おいしいプルーンをいただいたり。 そしてこの後の道案内をわざわざカウンターから出てきて教えてくれたり。 青森の人ってほんと親切・・・。(物をもらったから言うわけじゃないけど笑)感激っす。 大間まで飛ばす前に、このお寿司屋さんの近くにある名所にもちょっと寄り道。 「釜伏山展望台」。 下北半島の「マサカリ」部分が一望できます。意外に高くてちょっと怖い・・・。 夜景スポットでもあるとか。確かにきれいそうです。 「恐山」。 比叡山・高野山と並ぶ3大霊場だとか。イタコとかいるんですよね・・。 私はあまり興味ない、というかちょっと不気味な雰囲気。 奥までは入らず、中をさらっとのぞいて、入り口の「三途の川」にかかる橋を 記念撮影して後にする。 そして、終点の大間岬目指してあとは海沿いの1本道をひた走る(旦那さんが、だけど)。 ETC1000円の影響で、シルバーウィークの大間は人であふれていたんだとか。 交通費節約して、終点で大間のマグロをほうばる。日本人ってマグロ好きですなぁ。 かく言う我が家はそーんなに「マグロ♪マグロ♪」って言ってはいないのですが ここまで来たならば・・・。ってわけで岬目指してドライブ。 余談ですが、青森の行く先々のお店の方に言われたこと。 大間のマグロっていうけど、あくまでもブランドだから、同じエリアで獲れる安いマグロを 食べて違いがわかる一般人は少ないとか。 明らかに味が違うおいしい大間マグロは9割方県外にでちゃうから、大間に来たから 安く食べれる!ってマグロはそれなりのものとか。 それでもみんな「おいしい!安い!」って言って喜んで帰るそうです。 (まんまとうちのその一人です) おいしい大間マグロを食べたかったら築地市場とか銀座の寿司屋に行くのがよっぽど いいんだとか。もちろん値段はそれなりですが。 そんなこんなで、青森駅から4時間かけて下北半島の最北端「大間岬」に到着! 岬には「大間マグロ食べられます」ののぼりが出た飲食店があちこちに。 ベタなマグロのモニュメントをパシャリ。カモメも一緒です。 ふと見ると駐車場にマグロの移動販売が。このあたりはさすが大間です! 中トロ入りのパックを買って、海岸に座ってぱくり。中トロうまいやん・・・。 そんなわけで、「大間にて大間マグロを食らう」の夢がかなったのでした(笑) マグロをつまみつつ、津軽海峡に沈むきれいな夕日をしばし眺めたら 今夜の宿泊先・八戸まで移動。 今日から2泊。旅の最後に港町・八戸でさらにしっかり食べつくしますので!! ★レシピブログはこちらから参加中→ ★お酒&ドリンクブログはこちらから。
by hosodeli
| 2009-10-12 22:18
| 旅
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